食品安全マネジメントシステム推進室

|活動報告(平成26年度平成27年度平成28年度平成29年度) |
平成30年度活動計画 |HACCP構築関連文書

 


 国立大学法人帯広畜産大学は、「食を支え、くらしを守る」人材の育成を通じて、地域社会と国際社会への貢献を目指しています。
食を支える人材とは、農畜産物の生産から消費者の食卓に至るまでの全ての過程で「安全を確実に保証する活動を行える知識・技能を持った人」であると考えます。
食品安全マネジメントシステム推進室は、これらの人材を育成するために設置されました。

具体的な活動目標は十勝・北海道地区の食品製造企業を対象に「HACCPシステム構築専門家」や「構築されたHACCPシステムを円滑に運用できる人材」の育成、更には食品製造業界で急速に普及している北海道HACCP、ISO22000やFSSC22000等の「HACCPシステム構築と国際標準の食品安全マネジメントシステムの導入・運営が出来る人材を育成する」こととしています。

平成26年度より基盤整備を行い、平成27年度から本格的に食品安全の基礎教育と本学畜産フィールド科学センターにあるISO22000を認証取得した搾乳施設・屠畜解体施設及びFSSC22000認証取得施設の乳製品工場等を活用した、極めて実践的な演習によるHACCPシステム構築や内部監査技法等の教育訓練を開始しております。

また、その他の業務として、過去に実施された「アグリバイオ人材育成事業」や、現在実施されている「フードバレーとかち人材育成事業」の食品安全管理コース等を受講した研修生が所属する企業に対して、北海道HACCPシステム認証取得活動に関する技術指導なども行っています。

当室は食の安全の向上に取り組む企業を応援しますので、その際は気軽にお声掛けをお願いします。

食品安全マネジメントシステム推進室長 特任教授 渡辺信吾